本文へスキップ

株式会社大阪ケミカル・マーケティング・センターはマーケットリサーチを専門とする1962年設立の実績ある会社です。

TEL. 06-4305-6570

〒543-0001 大阪市天王寺区上本町6-7-21-502

フラッシュレポートFlash Reports

 Vol.8 No.006 不織布マーケットの現況&展望       この書籍に移動 >>>

 

≪コロナで激増するマスクの生産量≫


【マスクのマーケット動向】
 下図はマスクの生産量推移である。わが国のマスクメーカーは中国や東南アジアにマスク製造の子会社を設けたり、現地企業に OEM生産を委託するなどグローバル化を図ってきた。表中の用途別生産量は、国内生産と日系マスクメーカーによる海外生産 (OEM生産を含む)の合計である。マスクの生産量は09年度にインフルエンザ・パンデミックの影響で44.6億枚に激増したが、10年度は その反動で6.7億枚に激減し、11年度も8.4億枚と低い水準にとどまった。10〜11年度は09年度からの流通在庫が解消されず、生産量の 低下をまねいた。12年度は在庫が減少したこともあって28.7億枚に増加し、15年度は48.9億枚と09年度の生産量を上回った。16年度は 0.4%の低い伸び率にとどまったが、17年度は7.9%、18年度は4.5%の伸び率で推移した。そして19年度は20年1〜3月の新型コロナ ウイルスによる爆発的な需要拡大が加わったことから、生産量は64.6億枚となり、16.6%の高い伸び率を示した。日衛連は、20年度は 19年度の2.2倍に拡大すると予測している。20年1〜3月の生産量は30億枚であり、20年度は100億枚を超えるであろう。また、19年度 の在庫はわずか1.7億枚であり、20年度は大幅な増産が必要である。
 用途別では家庭用が圧倒的に多く、19年度は50.6億枚で全体の78%を占めている。医療用は家庭用に比較して格段に少ないが、19年度 は新型コロナによる医療機関での需要拡大によって11.5億枚に増加している。産業用は家庭用や医療用のような変動はなく、2億〜3億枚 で推移している。  家庭用マスクは殆どが不織布タイプで、ガーゼタイプは0.1〜0.2%に過ぎない。またマスクは輸入品が非常に多く、家庭用と医療用は 輸入品が80%前後を占めている。産業用は国産品が比較的多く、19年4〜9月は輸入より国産の方が多くなっている。


バナースペース

株式会社大阪ケミカル・
   マーケティング・センター

〒543-0001
大阪市天王寺区上本町6-7-21-502

TEL 06-4305-6570(代表)
FAX 06-6774-6828