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フラッシュレポートFlash Reports

 Vol.3 No.310 バイオプラスチック&サスティナブル市場   この書籍に移動 >>>

 

≪コスト競争力で拡大する生分解性マルチフィルム≫


【生分解性マルチフィルムの成長】
 マルチフィルムにはLDPEなどによる非生分解性のポリマルチと生分解性マルチがあり、需要はポリマルチが圧倒的に多いが、 生分解性マルチも徐々に増加している。マルチフィルムは作物の収穫後に回収して廃棄処分しなければならず、生分解機能の ないポリマルチは産業廃棄物となり、廃棄物処理法に基づいて処分しなければならない。生分解性マルチは収穫間際になると 土壌中の微生物によって分解が始まり、残ったフィルムは収穫後の残渣とともに鋤き込むと、最終的に水と炭酸ガスに分解され てなくなる。下表にポリマルチと生分解性マルチのコスト評価を示す。生分解性マルチの価格はポリマルチの3倍程度で あるが、回収作業費や処分費が不要であるため、トータルコストはポリマルチより低くなる。ポリマルチは収穫後に回収しな ければならないが、展張したフィルムを総て回収しないと不法投棄になる。土を取除き、フィルムを束ねる作業は重労働であり、 高齢化している農家ではアルバイトを雇うケースもある。また、回収されたフィルムは産業廃棄物であるため、法に基づく処理 が必要である。これに対して、生分解性マルチは回収の手間がかからず、廃棄処分が不要になるなど、高齢化する農家にとって これらのメリットは大きい。生分解性マルチの需要が拡大してきたのは、コストや利便性への理解が浸透していったことによる。


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