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株式会社大阪ケミカル・マーケティング・センターはマーケットリサーチを専門とする1962年設立の実績ある会社です。

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  Vol.3 No.292 バイオマス繊維・樹脂の高機能化と市場 2016年版

 旧バックナンバー割引価格:45,000円(税込み49,500円)  2016年8月刊行 B5判 160ページ
    
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<目  次>

第1部 植物・微生物による高機能材料の拡大
1. 化石資源とバイオリファイナリー
 1−1 石油の課題と原料転換
 1−2 バイオマス資源の変化と微細藻類
  1−2−1 微細藻類の特性
    ①可食資源(第1世代)  ②非可食資源(第2世代)
    ③微細藻類(第3世代)  ④その他
  1−2−2 微細藻類の培養と応用
    ①グリーンバイオ  ②レッドバイオ
    ③ホワイトバイオ  ④その他
2. 高機能バイオベース材料の開発と展望
 2−1 植物、微生物と材料・製品開発の方向性
  2−1−1 バイオマス原料の材料開発(バイオマテリアル)
  2−1−2 生物模倣による機能開発(バイオミメティクス)
 2−2 植物・微生物由来の高機能繊維
  2−2−1 バイオマス原料の新繊維と機能
    ①セルロースナノファイバー  ②合成クモの糸
    ③キチンナノファイバー  ④バクテリアセルロース
    ⑤エレクトロスピニング繊維(天然高分子)
  2−2−2 高機能新繊維のマーケットと展望
 2−3 植物由来の高機能プラスチック
  2−3−1 バイオマス原料の耐熱・ハイバリア樹脂
  2−3−2 新規高機能樹脂のマーケットと展望
第2部 バイオマス高機能繊維の開発と展望
3. セルロースナノファイバー(CNF)
 3−1 ナノファイバーの分類と種類
  3−1−1 ナノファイバーの定義
  3−1−2 ナノファイバーの分類と種類
  3−1−3 バイオマス資源とナノファイバー
 3−2 セルロースナノファイバーの開発と特性
  3−2−1 植物細胞壁の階層構造
  3−2−2 セルロースナノファイバーの作製法
   (1) セルロースナノファイバーの解繊方法
    ①成分分離技術(前処理)  ②物理的解繊法
    ③化学的解繊法  ④その他
   (2) TEMPO触媒酸化によるナノ分散技術
  3−2−3 セルロースナノファイバーの特性
    ①強度・弾性率  ②線膨張係数  ③光透過性
    ④その他
 3−3 セルロースナノファイバーの企業化状況
  3−3−1 世界のセルロースナノファイバー開発動向
    ①Kruger社  ②CelluForce社  ③FPI  ④FPL
    ⑤Paperlogic社  ⑥Maine大学  ⑦Innventia
    ⑧SPX Flow Technology社  ⑨Sappi社  ⑩その他
  3−3−2 日本の製品開発と事業化動向
   (1) 各社の事業化状況(企業一覧)
    ①製造法  ②生産能力  ③稼働時期
    ④工場  ⑤その他
   (2) 各社の製品・技術開発と商品化状況
    ①ダイセルファインケム  ②日本製紙  ③第一工業製薬
    ④中越パルプ工業  ⑤星光PMC  ⑥スギノマシン
    ⑦大王製紙  ⑧王子ホールディングス  ⑨モリマシナリー
 3−4 セルロースナノファイバーの応用開発
  3−4−1 CNFの用途開発と実用化動向
    ①消臭シート(紙おむつ)  ②インク用増粘剤
    ③スピーカー  ④その他
  3−4−2 CNF複合材料の開発状況
   (1) CNFの表面疎水化と複合樹脂の物性
    ①変性CNF  ②未変性CNF  ③その他
   (2) CNFの課題と改良技術
    ①二軸混練法  ②リグノCNF  ③その他
   (3) 自動車軽量化とCNFの需要予測
  3−4−3 CNFフィルム・シートの用途開発
   (1) ナノファイバー透明紙・フィルムの特性
    ①線膨張係数  ②強度・弾性率  ③光透過率  ④その他
   (2) CNF透明紙・フィルムの応用開発
    ①有機EL透明基板  ②透明導電フィルム、他
  3−4−4 CNF不織布の用途開発
   (1) 電池資材への応用開発
    ①セパレータ  ②電極材料  ③その他
   (2) フィルターの開発動向
    ①液体フィルター  ②HEPA/ULPAフィルター
 3−5 セルロースナノファイバーの市場展望
    ①現状価格  ②低コスト化  ③その他
4. キチンナノファイバー
 4−1 キチンナノファイバーの作製法
  4−1−1 キチン含有甲殻の種類とナノファイバー化
  4−1−2 ナノファイバーの単離技術
   (1) キチンナノファイバーの製造法
    ①エレクトロスピニング  ②TEMPO酸化法、他
   (2) キチンナノファイバーの単離法
    ①脱タンパク質  ②脱灰  ③脱色素  ④酢酸添加
    ⑤開繊処理  ⑥その他
 4−2 キチンナノファイバーの特性と応用開発
  4−2−1 キチンナノファイバーの特性と用途分野
    ①生体適合性 ②強度・弾性率 ③低熱膨張 ④その他
  4−2−2 ナノファイバーの応用開発
   (1) 生体機能
    ①化粧品(保湿、紫外線保護)  ②医薬品  ③その他
   (2) 補強繊維
    ①表面改質(アセチル化)  ②透明フィルム  ③その他
 4−3 キチンナノファイバーの課題と市場展望
5. クモの糸繊維
 5−1 クモの糸の特性と開発
  5−1−1 クモの糸の種類と特性
    ①牽引糸  ②縦糸  ③横糸  ④繋留糸  ⑤その他
  5−1−2 各種材料とクモの糸の物性比較
    ①強度・弾性率  ②タフネス  ③伸度  ④その他
  5−1−3 クモの糸の合成と開発競争
   (1) クモの糸の応用と人工合成のメーカー
   (2) スパイダーシルクの開発と企業化状況
    ①信州大学  ②クレイグ・バイオクラフト社
   (3) タンパク質培養・紡糸繊維の開発と企業化状況
    ①ボルト・スレッズ社  ②アムシルク社
    ③ネクシア・バイオテクノロジーズ社  ④その他
 5−2 クモの糸の人工合成技術
  5−2−1 人工合成の要素技術
    ①遺伝子組換え(宿主)  ②培養・精製
    ③紡糸(溶媒)  ④その他
  5−2−2 スパイバーのクモの糸製造法
    ①原料タンパク質  ②紡糸液  ③湿式紡糸
    ④多段延伸  ⑤繊維物性  ⑥その他
 5−3 クモの糸繊維の市場展望
  5−3−1 スパイバーの事業化と製品展開
  5−3−2 超高タフネス繊維の用途分野
第3部 バイオマスポリマーの最新動向
6. バイオプラスチックのマーケット動向
 6−1 バイオプラスチックの開発と背景
  6−1−1 生分解・バイオプラスチックの位置づけと変遷
  6−1−2 石油系プラスチックのバイオマス化
 6−2 バイオポリマーの種類とバイオマス度
 6−3 世界のバイオプラスチック市場
  6−3−1 バイオプラスチックの参入メーカー
  6−3−2 世界のバイオポリマー需要動向と予測
   (1) バイオポリマーの生産能力(生分解・非生分解)
   (2) バイオポリマーの需要動向と展望
    ①PET  ②PE  ③ポリ乳酸  ④その他
 6−4 国内のバイオプラスチック市場
  6−4−1 各種バイオポリマーの需要量と推移
    ①PET  ②PE  ③PLA  ④PA11  ⑤PA610
    ⑥PC  ⑦PHBH  ⑧PBS  ⑨PTT  ⑩その他
  6−4−2 ポリ乳酸の輸入・輸出推移
   (1) 国別の輸入量、輸入額、輸入単価(米国、中国)
   (2) 国別の輸出量、輸出額、輸出単価
  6−4−3 バイオポリマーの用途展開と需要展望
 6−5 各種バイオポリマーの開発とマーケット動向
  6−5−1 バイオPE
   (1) バイオPEの原料と製造フロー
   (2) バイオPEの量産体制と企業提携
    ①ブラスケン社(豊田通商、双日)  ②その他
   (3) バイオPEの用途と需要量
    ①バイオPE輸入量(HDPE、LDPE)  ②用途展開、他
  6−5−2 バイオPET
   (1) PETの合成プロセスとバイオマス化
   (2) バイオPET、バイオモノマーの企業化動向
    ①豊田通商/GTC社  ②岩谷産業  ③東レ
    ④インディア・グリコールズ社  ⑤ジーヴォ社
    ⑥インドラマ社  ⑦王子ホールディングス  ⑧その他
   (3) バイオPETボトルの製品化と新開発
   (4) バイオPETの用途と市場展望
  6−5−3 バイオPTT
   (1) バイオPDOの量産化と応用ポリマー
    ①デュポン社  ②METEX社  ③その他
   (2) デュポン社のバイオPTT展開状況
  6−5−4 ポリ乳酸(PLA)
   (1) ポリ乳酸の合成プロセスと特性
   (2) 各社の生産能力と事業展開
    ①ネイチャーワークス社  ②海正生物材料  ③シンブラ社
    ④帝人   ⑤武蔵野化学研究所  ⑥河南飄安集団
    ⑦ピューラック社  ⑧その他
   (3) ポリ乳酸の需要量と市場展望
  6−5−5 バイオPBS
   (1) PBSのメーカーとバイオマス化
    ①昭和電工  ②三菱化学  ③PTT MCCバイオケム社
   (2) バイオコハク酸、バイオ1,4−BDの企業化動向
    ①リベルディア社  ②サクシニティ社
    ③ジェノマティカ社  ④バイオアンバー社
    ⑤ミリアント社  ⑥バイオアンバー・サーニア社
    ⑦マタービー・バイオテック社  ⑧その他
   (3) バイオPBSの需要展望
  6−5−6 バイオPP
   (1) バイオプロピレンの開発状況
   (2) バイオPPの企業化状況(ブラスケン社、他)
  6−5−7 バイオPU・TPU
   (1) ポリウレタンのモノマーとバイオマス化
   (2) バイオPU・TPUの参入企業
  6−5−8 バイオ熱硬化性樹脂
   (1) バイオモノマーと熱硬化性樹脂の種類
    ①不飽和ポリエステル  ②フェノール  ③エポキシ
   (2) バイオ熱硬化性樹脂の参入企業
    ①フドー  ②群栄化学工業  ③日本ユピカ
    ④ジャパンコンポジット
    ⑤昭和電工  ⑥住友ベークライト  ⑦その他
  6−5−9 PHBHの企業化動向(カネカ)
7. バイオマス高機能樹脂のマーケット動向
 7−1 バイオエンプラの開発と市場展開
  7−1−1 バイオ系ポリアミド
   (1) ポリアミドの種類と物性(脂肪族系、半芳香族系)
   (2) 多様化するバイオPAのモノマーとポリマー
    ①11−アミノウンデカン酸  ②セバシン酸  ③1,5−PD
    ④デカメチレンジアミン  ⑤PA11  ⑥PA610  ⑦PA410
    ⑧PA1010  ⑨PA1012  ⑩PA56  ⑪PA510  ⑫PA4
    ⑬PA10T   ⑭PAMXD10
   (3) バイオPAの参入企業と製品展開
    ①アルケマ社  ②エボニック・デグサ社  ③デュポン社
    ④DSM社  ⑤BASF社  ⑥ソルベイ社  ⑦レノビア社
    ⑧Cathay社   ⑨三菱ガス化学  ⑩東洋紡   ⑪ユニチカ
   (4) エンプラ系バイオPAの用途展開
    ①耐熱性バイオPAの電子・電気部品
    ②PA610のラジエータタンク
  7−1−2 バイオ系ポリカーボネート(PC)
   (1) イソソルバイドによるPC合成
   (2) バイオPCの特性
    ①透明性  ②表面硬度  ③耐衝撃性  ④その他
   (3) バイオPCの用途と実用化状況
    ①自動車部品  ②スマートフォン  ③その他
   (4) バイオPCの量産化と事業展開
    ①三菱化学(デュラビオ)  ②帝人(PLANEXT)  ③その他
   (5) ロケット社のイソソルバイド事業
  7−1−3 バイオ系ポリイミド(PI)
   (1) シナモン系分子によるポリイミド合成
   (2) 各種バイオPIの特性と用途
 7−2 ガスバリア性バイオ樹脂の開発と競合
  7−2−1 ポリエチレンフラノエート(PEF)
   (1) ポリエステルのモノマーと各種ポリマー
    ①PET  ②PTT  ③PBT  ④PEN  ⑤PBN
    ⑥PEF  ⑦PTF  ⑧その他
   (2) PEFのモノマーとポリマー特性
    ①ガスバリア性  ②耐熱性  ③加工性  ④その他
   (3) フランジカルボン酸の合成法(YXYプロセス、他)
   (4) PEF、FDCAの企業化と市場展望
    ①アバンティウム社  ②BASF社  ③三井物産、他
  7−2−2 ポリグリコール酸(PGA)樹脂
   (1) PGA樹脂の合成と特性
    ①ガスバリア性  ②加水分解性  ③強度  ④その他
   (2) クレハのPGA事業と用途展開
    ①シェール掘削用材料  ②飲料ボトル  ③その他


    
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