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 Vol.3 No.319 放熱製品の材料技術・用途開発と市場          この書籍に移動 >>>

 

≪大切なのは高い熱伝導率より低い熱抵抗≫


【放熱コンパウンド樹脂の課題】
 放熱材料にとって熱伝導率は重要な要素であるが、熱伝導率は物質の物理的性質であって、実際に使用する時の  材料設計とは結びつきにくい。発熱部とヒートシンクの間の熱抵抗を下げるときは、熱伝導率の高い材料を用い  るより、材料を薄くする方が効果的なことも多い。また、高熱伝導フィラーを充填することで絶縁破壊強度が下  がるという弊害が起こり、フィラーが触媒として働いて高温での劣化が促進することもある。さらに、小さい連  続的な発熱を広範囲で制御するのか、単発で大きな発熱を局部的に制御するのかによっても材料設計を変えなけ  ればならない。熱伝導性材料は熱伝導率を重視しがちであるが、実装の目的は熱を伝えやすくすることである。  熱を伝えやすくするということは、熱抵抗を下げることであって、熱伝導率を上げることではない。熱伝導率を  上げることは、あくまでも熱抵抗を下げるための一手段であって、それが最終目標ではない。厚さの異なる同じ  材料は、厚さが増すほど熱抵抗が大きくなるため、材料を薄くすることが先決である。

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